Startup Resources スタートアップ向けのノウハウ情報集

FoundX のリソースでは、スタートアップに役立つ主に日本語の資料を提供します。本リストは Y Combinator の Startup School のリソース集を参考にしています。

東京大学 FoundX ではこれらの知見を活用した起業直前・直後向けのプログラム(チーム向け個人向け)を提供しています。ぜひご応募ください。

Foreword

このリソース集の使い方は以下のようなものを想定しています。

  • 特定のトピックに困ったときや迷いが生まれたときに、そのトピックのキーワードで検索してください(例えば採用に困ったら「Hiring」の記事を読んでみてください)。関連する記事をざっと読んでみると、悩みに対しての示唆が得られると思います。
  • 良いと思った記事は定期的に読み返してみて下さい。きっと気づけなかった新しい示唆を得られます。
  • スタートアップの創業者だけではなく、そこで働く従業員や支援者にも役立つリストになっていると思います。上記のようにトピック別で読んでみて下さい。
  • マークは FoundX Supporters Program に参加している皆さんにも必ず読んでおいていただきたい記事です。ベースとなる知識を共有していないと、アドバイスを受けたときにもお互い不幸になります。

全体的な注意点として、本記事の翻訳の多くはアメリカでのスタートアップのやり方が前提になっています。日本で応用できる点もあれば、変えたほうが良い点もあると思うので、その前提で読んでみて下さい。

FoundX Review の記事を横断的に検索できます。

「最初のMVP」「ユニットエコノミクス」「共同創業者」などで検索してみて下さい。

基礎

スタートアップの基本的な考え方を解説している代表的な記事の一覧です。

スタートアッププレイブック (Sam Altman)
Y Combinator の Sam Altman がまとめた、スタートアップの基本的な考え方がまとまっています。まずはここから始めると良いと思います。(馬田)

スケールしないことをしよう (Paul Graham)
Y Combinator の Paul Graham が、スタートアップの初期に重要な考え方である「スケールしないこと」をするメリットを紹介しています。スケールさせる前に愛されるプロダクトを作って下さい。(馬田)

Startup = 成長 (Paul Graham)
Startup = Growth であり、なぜスタートアップが成長を追い求めると成功するのかについて書かれています。(馬田)

スタートアップを殺す18の誤り (Paul Graham)
スタートアップがしばしば犯してしまう間違いについてまとめられています。特に初期に読むと効果的だと思います。(馬田)

簡潔版:スタートアップへのアドバイス (Sam Altman)
スタートアップ向けのアドバイスを簡潔にまとめたものです。簡単に振り返りたいときに役立つと思います。(馬田) スタートアップ向けのアドバイスを簡潔にまとめたものです。簡単に振り返りたいときに役立つと思います。(馬田)

逆説のスタートアップ思考
スタートアップの反直観的な考え方に関してまとめたスライドです。(馬田)

📚逆説のスタートアップ思考
スライドの内容をブラッシュアップして、書籍にしたものです。(馬田)

始める前に

スタートアップを始める前後で役立つドキュメントを紹介します。

起業の前に (Paul Graham)
Y Combinator の創設者である Paul Graham による、2015 年の Stanford University でのレクチャーです。大学時代には起業せず、興味深い何かについて誰かと一緒にやってみることがお勧めされています。エッセイではなく、レクチャー自体の書き起こしはこちら。(馬田)

プロジェクトと会社 (Sam Altman)
会社化する前に、プロジェクトでいつづけることの重要性が語られています。(馬田)

スタートアップの始め方とスタートアップを始める理由 (Startup School 2017 #01, Sam Altman)
上記の2014年の講義のアップデート版として、2017年に同様の内容が語られています。(馬田)

ハードテック・スタートアップの始め方
通常のWebやアプリのスタートアップではなく、ハードテックスタートアップを始めたい場合は、こちらの講演もご覧ください。(馬田)

景気が悪いときにスタートアップを始める理由 (Paul Graham)
どのようなタイミングでスタートアップを始めるべきかについて、特に景気が悪い時に始めるメリットについて Paul Garham が開設しています。(馬田)

スタートアップで成功する方法 (Startup School 2018 #03, Sam Altman)
Sam Altman によるスタートアップでの成功の秘訣をまとめた短いレクチャーです。こちらも短くまとまっていて、ポイントが押さえられる良い記事です。(馬田)

学生のためのベンチャー指南—A Student’s Guide to Startups (Paul Graham)
Paul Graham の MIT での講演内容です。特に学生がスタートアップを始めるうえで考えるべきことが書かれています。10年以上前のものなので、少し古いところはあると思いますが、参考になる部分もまだまだ多いはずです。(馬田)

スタートアップの始め方 (Paul Graham)
Paul Graham が Y Combinator を始めるきっかけになったハーバード大学での講演です。(馬田)

約 100 のプロジェクトに見る、超初期のスタートアップの成功パターン、失敗パターン
多くのプロジェクトを見てきた中で、プロジェクトの失敗パターンについてまとめてみました。(馬田)

📚 スタートアップ入門
東京大学アントレプレナー道場での講義内容をまとめた本です。(馬田)

最初の一歩

スタートアップのアイデア、プロダクト、チーム、実行力 パート1 (Startup School 2014 #01, Sam Altman, Dustin Moskovitz)
スタートアップのアイデアやプロダクトの作り方、そしてなぜスタートアップを始めるのかに関するまとめとなっています。(馬田)

スタートアップのアイデア、プロダクト、チーム、実行力 パート2 (Startup School 2014 #02, Sam Altman)
スタートアップの共同創業者、チームの作り方や実行に関する部分がまとまっています。(馬田)

【エッセンシャル版】Y Combinator のスタートアップへのアドバイス
YC で繰り返されているアドバイスがまとまっています。(馬田)

スタートアップで失敗しないための完全なリスト
スタートアップでよくある間違いについて解説されています。(馬田)

スタートアップを始めるための一つの手順 (Michael Seibel)
スタートアップの行動の進め方について、ブレインストーミングからMVPの作り方まで、簡単にその手順が掲載されています。間違った実施例も掲載されています。(馬田)

超成功するスタートアップの特徴 (Sam Altman)
Sam Altman がこれまで見てきた成功するスタートアップの特徴として、製品と人材への偏執的なこだわり、バーンレートの低さ、成長への集中などが挙げられています。(馬田)

永続する企業の要素 (Sequoia Capital)
Sequoia Capital がこれまで見てきた成功するスタートアップの特徴として、目的の明確さ、集中、倹約、レジリエンスなど、様々な面が挙げられています。(馬田)

スタートアップへのアドバイス (Sam Altman)
スタートアップへのアドバイスが95の項目に簡潔にまとまっています。(馬田)

Startup Priorities (Geoff Ralston)
翻訳許可を取っていないため、英語のままです。何をするべきかを決めるためには、メトリクスを決めて、その成長にフォーカスすることの重要性が語られている良い文章です。(馬田)

起業家からのアドバイス集

ベンチャー向けの最も難しい教訓
早くローンチする、機能を作り続ける、悩む対象を間違えない、などなど、スタートアップの反直観的で学びづらいことがまとまっています。(馬田)

ベンチャーの実態 (Paul Graham)
スタートアップで働くということがどういうことかを解説してくれています。(馬田)

31人の起業家からの、初回起業家へのアドバイス
初回起業家がはまりがちな落とし穴を避けるためのアドバイスが多数集まっています。(馬田)

60人の起業家からの、新しい起業家へのアドバイス (Sequoia Capital)
こちらも初回起業家がはまりがちな落とし穴を避けるためのアドバイスが多数集まっています。(馬田)

どうやって未来を作るか: 若者に向けた新年のメモ (Sam Altman)
若者に向けたものですが、起業家にも役立つアドバイスが多数含まれています。(馬田)

アイデア(課題発見)

スタートアップ向けの良いアイデアに気づくために役立つ記事です。アイデアを考えるうえでは、本記事内の「Trends」も参考にしてください。

いかにスタートアップのアイデアを得るか (Paul Graham)
Paul Graham によるアイデアの見つけ方です。基本的な考え方がよくまとまっていると思います。(馬田)

スタートアップのアイデアをどうやって得るか (Stewart Butterfield)
Slack の Butterfield 氏が語るスタートアップのアイデアの見つけ方です。(馬田)

Paul Graham との対話 (Startup School 2018)
Paul Graham がどのように共同創業者を選び、成長してきたかの体験のほか、「アイデアはすぐには思いつかない」などの話が含まれる講義です。(馬田)

なぜ賢い人が愚かな考えにハマるのか (Paul Graham)
賢い人たちが「Make Something People Want」ができない理由について解説されています。(馬田)

Y Combinator からのスタートアップへのリクエスト
Y Combinator が注力する分野の例です。参考になる部分もあると思います。(馬田)

アイデア(課題選択)

スタートアップのアイデアを評価する方法 Part 1 (Startup School 2019 #01)
課題やアイデアらしきものはたくさん見つかるはずです。その見つけた後にするべきなのは、どのアイデアを選ぶかです。そのときに持っておくとよい判断基準について解説されています。

怖いくらいに野心的なスタートアップのアイデア
野心的なアイデアの例と、そして野心的なアイデアに挑むときにはまず小さなものから始める、漠然とした方向を決めるという戦術が紹介されています。上の記事と一緒にどうぞ。(馬田)

面倒な仕事の無視 (Paul Graham)
難しく面倒な課題のほうが割安株となって残っていることを Paul Graham が指摘しています。(馬田)

スタートアップはなぜ「おもちゃ」から始めることが重要なのか? (Aaron Harris)
スタートアップのアイデアは最初おもちゃのようなものから始まる、という Chris Dixon の記事の発展形です。(馬田)

スタートアップにとっての「おもちゃのような市場」 (Aaron Harris)
最初はおもちゃのような市場こそがスタートアップの狙うべき市場だということが明確に描かれています。(馬田)

くだらないアプリと世界を変えることについて
くだらないアプリから始まったいくつかのアプリが世界を変えることがあります。しかしそう思っていても、世界を変えることについてはしばらく黙っておいたほうが安全かもしれません。(馬田)

アイデア(発見手法)

アイデア1000時間の法則
創業者の皆さんの話を聞いてみると、起業に踏み切れるアイデアに至るまでにおおよそ 1000 時間程度使っていたようです。(馬田)

既存アイデアのサーベイ手法
サーベイをしてみると、自分の興味関心分野が分かります。スタートアップの領域のサーベイ方法について解説しています。(馬田)

スタートアップや製品のサーベイをしよう!フォーマット
その製品をピッチしてみるようにサーベイしてみること、という一つのフォーマットを提示しています。(馬田)

未来のアイデアを考える方法
アイデアを考えるための記事へのリンク集です。(馬田)

ピボット

会社を畳むことについて (Aaron Harris)
スタートアップは幸せなイグジットばかりというわけではありません。時には会社を畳む必要があり、そのときに必要な考え方を提供してくれる記事です。(馬田)

中程度の成功をうまく乗りこなす (Sam Altman)
スタートアップがそこそこ成功しているものの、ロケットのように大きく飛び立つのではなく、せいぜい飛行機のレベルだったらどうすればよいでしょうか。この記事ではそうした場合の対処法のヒントを与えてくれます。(馬田)

プロジェクトの初期でピボットをするときに考えてほしいこと
アイデアを大きくピボットすることは多々あります。そのときにどのようにアイデアを考え直せば良いのかのガイドを提供します。(馬田)

創業者の資質

私たちが創業者の中に探すもの (Paul Graham)
創業者の資質について Paul Graham が語っています。共同創業者探しにも当てはまるでしょう。(馬田)

どこまでも、しなやかに、したたかに (Paul Graham)
起業家の資質として、Relentlessly Resourceful であることが重要だと語られています。

決断力の解剖学 (Paul Graham)
創業者に必要なものとして、賢さではなく「決断力」が挙げられます。その決断力は意志の強さと自制心、そして野心から来るものであり、自制心は鍛えらえる、という論です。(馬田)

非技術系の創業者ですか? だったらハックを学ぼう (Sam Altman)
技術系の創業者でなくても、コーディングはすぐに学ぶことができます。誰か作ってくれる人を探す時間を、代わりに学ぶ時間にあててみてはどうでしょうか。(馬田)

二度目の創業者症候群 (Harj Taggar)
一度成功した二度目の創業者は、大きなことを始めなければというプレッシャーでなかなか始められないけれど、実際にどのアイデアが当たるかはやってみないと分からない、ということが話されています。(馬田)

いい人でいることがなぜ創業者にとって安全なのか (Paul Graham)
強欲で短期的な成長を求めるよりも、いい人であることが長期的な成長率につながるかもしれない(そしてそれがスタートアップの良いところだ)、というPaul Grahamのアドバイスです。(馬田)

共同創業者

共同創業者をどのように見つけ、選べば良いのかについてのドキュメントです。

スタートアップの”共同創業者”を選ぶ技術
スタートアップの共同創業者について書いたスライドです。(馬田)

共同創業者と一緒に働く方法 (Startup School 2019 #10)
共同創業者との仲たがいが原因でスタートアップが解散することもしばしばあります。そんなとき、事前に働き方についてお互いを知っておくことで一つの喧嘩の原因を回避できるかもしれません。(馬田)

共同創業者間での株式の分け方 (Michael Seibel)
共同創業者間での株式は、将来の努力をベースに、極力平等に分けることについて語っています。(馬田)

共同創業者を大学で見つける (Aaron Harris)
共同創業者を大学で見つけるためのTipsが書かれています。(馬田)

親友を共同創業者にする (Michael Seibel)
友人を共同創業者にするときに気を付けるべきこととして、責任の分担をすることが挙げられています。(馬田)

働き方 & 時間の使い方

クリエイターのスケジュールと経営者のスケジュール (Paul Graham)
スタートアップに話しかけにいくことが、どれだけ生産性を落とすのかについて書かれています。(馬田)

仕事を終わらせる方法 (Sam Altman)
生産性を上げるための Sam Altman のTipsです。重要なのはフォーカスすることであり、やめることです。(馬田)

多すぎるアドバイスにどうやって対処すべきか? (Aaron Harris)
スタートアップは多くのアドバイスを受け取ります。その時に彼らがどのような考え方でアドバイスを活用するのかを知っておいていただければと思います。(馬田)

プロダクト

スタートアップの初期は特にプロダクト開発に集中しなければいけない時期であり、プロダクトマネージャとして動く時期でもあります。その時に役立つ記事を紹介します。

スタートアッププレイブック (Sam Altman)
再掲となりますが、こちらも製品開発に関して簡単にまとめられています。(馬田)

素晴らしいプロダクトを作る方法 1 (SUS 2017) by Michael Seibel, Emmett Shear, Steve Huffman
プロダクトマーケットフィットの感覚についての表現が逸品な記事です。(馬田)

どうやってプロダクトを作るか 2 (SUS 2017, Aaron Levie)
エンタープライズ向けプロダクトの作り方の解説です。(馬田)

プロダクトを作る方法 III (Startup School 2017 #07)
B2B のプロダクトを作ってきた創業者たちの対談です。最初のセールスの方法などが実直に語られています。(馬田)

プロダクトを作る方法 IV (Startup School 2017 #08)
Whatsapp の起業のストーリーが謙虚に語られています。(馬田)

If your product is Great, it doesn’t need to be Good (Paul Buchheit)
翻訳許可を取っていないため、英語のままですが、良いドキュメントなので残しておきました。(馬田)

プロダクトを作る (SUS 2018, Michael Seibel)
プロダクトを作る上での顧客の課題の重要性について語られています。(馬田)

プロダクト開発Tips

Mission-to-Metrics: ミッションから導かれる製品ごとにユニークなメトリクス(とその逆算)
ミッションからメトリクスまでを一気通貫して設定することの重要性についてまとめています。(馬田)

「御社の独自のメトリクスは何ですか?」あるいはプロダクトのビジョン
製品独自のメトリクスを設定する意義について解説しています。(馬田)

製品カスタマイズのカーブ (Aaron Harris)
製品をどこまで顧客に合わせてカスタマイズするべきかについて、Aaron がまとめています。(馬田)

初期のスタートアップを乗っ取る「招かれざるユーザー」 (Michael Seibel)
ユーザーの声を聴くことは大事ですが、その一方でユーザーの声を聴きすぎる危険性もあります。特に特殊なカスタマイズを要求してくるユーザーの声を聴くかどうかは熟慮して判断するべきだ、という記事です。(馬田)

📚Hooked ハマるしかけ
トリガー、行動、報酬、投資の順にぐるぐると回っていく Hooked Model が提唱されています。(馬田)

フォローしておくとよいプロダクトマネージャー
大企業が中心となってしまいますが、プロダクトマネジメントについてしばしば良い意見を出している人たちをまとめています。(馬田)

プロダクト(ジャンル別ヒント)

「〇〇版のUber」を作る前に知ってほしいこと (Sam Madden)

「Come for the tool, stay for the network」と「Single-player / Multi-player Mode」
SNSやネットワークを作るうえでも、最初はツールから始まり、また一人でも使えるものから始まらなければならないというものです。(馬田)

MVP

MVP を計画する方法 (Startup School 2019 #03)
MVPを作るにはどのようにすればよいか、その方法がよくまとまっています。最初に読んでほしい記事です。(馬田)

スタートアップの科学的方法
スタートアップのプロダクト開発では、科学的な思考法が応用可能です。(馬田)

MVP はプロダクトではなく、プロセスである (Yevgeniy Brikman)
MVP は決して最終製品の一つというわけではなく、あくまでプロセスであり反復していく必要があることが説かれています。特に「最もリスクの高い想定は何か?」について問うことの重要性は常に気を付けておきたいところです。(馬田)

📚 リーンスタートアップ
基本的な知識として持っておきましょう。

📚 Running Lean
こちらも基本的な本として持っておくことをお勧めします。(馬田)

イテレーション

ローンチする方法(何度も何度も)(Startup School 2019 #08)
何度も何度もイテレーションを繰り返す態度や方法が解説されています。(馬田)

素早く、かつ頻繁に出荷する技術 (David Mack)
Version 0 というものを用意して、その機能を出荷することについてのヒントです。(馬田)

製品開発サイクルの基本
サイクルを回していくための基本的な考え方です。(馬田)

顧客インタビュー

初期のプロダクト開発では顧客インタビューが重要になってきます。その時に使える資料を紹介します。

ユーザーインタビューの基本(Startup School 2019 #02)
Y Combinator のお勧めするユーザーインタビューの方法が、具体的な質問とともに紹介されています。(馬田)

人間と話す: Lean Customer Development
顧客インタビューの方法の大まかなサマリーです。(馬田)

📚 Talking to Humans
顧客インタビューに関するフリーの本です。(馬田)

📚 リーン顧客開発
スタートアップのインタビューについて示唆的な本です。(馬田)

📚 ユーザーインタビューをはじめよう ―UXリサーチのための、「聞くこと」入門
同じく、顧客インタビューに関して基本的な知識がまとまっている本です。(馬田)

メトリクス

プロダクトを作っていくうえでメトリクスの設定をすることはとても大事です。この項目では、メトリクスに関するいくつかの記事を紹介します。

KPI とゴールを設定する方法 (Startup School 2019 #04)
KPIの基本的な設定法について解説されています。(馬田)

パワーユーザーカーブ: 最もエンゲージしているユーザーを理解するベストな方法
深くエンゲージしているユーザーを理解する方法に関する記事です。(馬田)

16のスタートアップ分析指標 | Andreessen Horowitz
LTV、GMV、CACなど、基本的な指標が解説されています。

新たな16のスタートアップ分析指標 | Andreessen Horowitz ( 前半 )
Andreessen Horowitz によるメトリクスの整理の記事の翻訳です。全社的なメトリクスに迷ったときに読むと良いと思います。(馬田)

新たな16のスタートアップ分析指標 | Andreessen Horowitz ( 後半 )
Andreessen Horowitz によるメトリクスの整理の記事の翻訳です。全社的なメトリクスに迷ったときに読むと良いと思います。(馬田)

とあるスタートアップの評価指標(メトリクス)
スタートアップの指標全般に関するスライドです。(馬田)

アナリティクス

スタートアップのプロダクトをどうやって計測するか (Startup School 2017, Adam D’Angelo)
スタートアップのプロダクトの計測の基礎について語られています(記事後半)。(馬田)

スタートアップのためのアナリティクス (Startup School 2019 #05)
スタートアップの成長のための施策を打つときに、定量的なデータが必要になってきます。そのためのアナリティクス基盤の作り方と考え方について解説されています。(馬田)

ファイナンス基礎

スタートアップのファイナンスにおける落とし穴とその回避方法 (Startup School 2019 #09, Kirsty Nathoo)
まずは生きていくためのお金をちゃんと確保しましょう、などの基礎が語られています。(馬田)

スタートアップのお金と指標入門講座: バーンレート
バーンレートについて解説しています。

スタートアップのお金と指標入門講座: 収益 (Revenue & MRR & SaaS Quick Ratio)

スタートアップのお金と指標入門講座: 利益と利益率 (Profit & Margin)

スタートアップのお金と指標入門講座: チャーンレート

スタートアップのお金と指標入門講座: ユニットエコノミクス (CAC & LTV)

スタートアップのお金と指標入門講座: 成長率 (MoM & CMGR)

スタートアップのお金と指標入門講座: まとめ
お金と指標に関する一連の講座です。用語と概念の整理をしています。(馬田)

データ駆動プロダクト開発

データに基づくプロダクト開発 (Sequoia Capital)
Sequoia Capital のデータサイエンスチームによる、データに基づいたプロダクト開発についての一連の記事です。プロダクトのメトリクスに悩んだ時にヒントをくれるはずです。(馬田)

プロダクトの健全度を測る (Sequoia Capital)
スティッキネスの計測指標としての Lness (Lx) やQuick Ratioなど、プロダクトの指標設定の仕方の基本を解説してくれています。

プロダクトの成功を定義する:メトリクスとゴール (Sequoia Capital)

リテンション (Sequoia Capital)

持続可能なプロダクトの成長 (Sequoia Capital)

プロダクトの成功のためのフレームワーク (Sequoia Capital)

メトリクスの変化を分析する (Sequoia Capital)

エンゲージメントはスティッキネスを駆動し、スティッキネスはリテンションを駆動し、リテンションは成長を駆動する (Sequoia Capital)
エンゲージメントが大事です。

エンゲージメント (Sequoia Capital)

プロダクトの成長

Startup = Growth だと言われます。成長をしていくことを考えるときに役立つドキュメントを紹介します。

グロースの前に (Sam Altman)
「全てのユーザーが私たちの製品を愛しており、自然発生的に、他の人にもそれを使うように話しているだろうか?」という問いかけが成長の前には大事です。グロースハッキングなどの手法はあとで良いでしょう。(馬田)

成長の前に (Sam Altman)
あまりに早く成長にフォーカスしてしまうあまり、企業の価値を損なってしまうケースについて解説されています。(馬田)

どうやってユーザーを獲得し成長するか (SUS 2018, Gustaf Alströmer)
Airbnb のグロースを担当していた Gustaf による、プロダクトマーケットフィット以後のグロースの方法についてです。(馬田)

フリーミアムビジネスをマネタイズする方法 (Melissa Tan & Abbie Kouzmanoff)
フリーミアムビジネスをマネタイズすることの難しさについて語られています。フリーミアムを検討する前に一度是非読んでみてkづ浅井。(馬田)

君にグロースハックはいらない
グロースハックなどをする前に、まずは愛されるプロダクトを作ることについて解説しています。(馬田)

マーケティングを捨てよ、サポートへ出よう
マーケティングをする前に、セールスやサポートに注力することでプロダクトにより多くのものを反映できます。(馬田)

📚Hacking Growth グロースハック完全読本
有名なグロースハッカーであるエリスのまとめた手法集です。(馬田)

📚High Growth Handbook (Eald Gil)
Growth に関する書籍です。こちらも拡大の際に参考になるでしょう。(馬田)

企業の成長

大きく成長するための唯一の方法 (Sam Altman)
成長の前にやるべきこととして、愛されるプロダクトを作ることについての重要性が説かれています。(馬田)

スタートアップの成長のためのガイド:グロースプログラムをどのように立ち上げ、人を採用し、スケールさせるか (Anu Hariharan)
YC のグロースファンド担当者が語るグロースのためのガイドです。非常によくまとまっています。(馬田)

CEO と成長の苦しみ - Sam Altman とのインタビュー (Sam Altman, Elad Gil)
CEO に求められるのは「企業が何をすべきかを見極めること」「実際に企業がそれを行動に移すようにすること」。しかし多くのCEOはそれを他人に任せがちだということを指摘してます。(馬田)

Blitzscaling (Reid Hoffman)
翻訳許可を得ていないため英語のままですが、急拡大の際に役立つ書籍です。基になった Stanford の授業 (CS183C) もあります。(馬田)

困難なとき

スタートアップの成長が止まった「ヤバい」瞬間にするべきこと (a16z)
一方、成長が止まった時はどうすればよいでしょうか。それは緊急対応室を作り、とにかく対処することです。そのためのいくつかのTipsがまとまっています。(馬田)

小さなこと (Ben Horowitz)
危機においてリーダーが注意するべきは売上の推移などの大きなことではなく、現場で何が起きているかなどの小さなことである、というBen Horowitzの指摘です。(馬田)

真実を伝える方法 (Ben Horowitz)
危機において真実を伝えることの重要性、そしてその危機に正しく意味づけをすることがリーダーの役目だという記事です。(馬田)

ネットワーク効果

ネットワーク効果をはじめとした、競争戦略上の壕(moat)を考えるときに重要な考え方を開設した記事を紹介します。

ネットワーク効果のダイナミクス (D’Arcy Coolican and Li Jin)
ネットワーク効果を考える際のベースとなるドキュメントです。(馬田)

ネットワーク効果を計測する 16 の方法 (Li Jin and D’Arcy Coolican)
ネットワーク効果を測定する方法についてのまとめです。(馬田)

隠れたネットワーク効果:ネットワーク効果のように見えないネットワーク効果について
一見ネットワーク効果のように見えない、1) 緩慢なネットワーク、2A) 完結していないネットワーク、2B) 抑制作用のあるネットワーク、3) 可能性を秘めたネットワークについての解説です。

Network Effects (a16z)
a16z によるネットワーク効果のまとめです。スライドなので翻訳をしていません。(馬田)

The Network Effects Manual: 13 Different Network Effects (and counting) (Nfx)
Nfx によるネットワーク効果のまとめです。いくつかのネットワーク効果の整理がされています。(馬田)

ネットワーク効果とクリティカルマス:二つの強力なメンタルモデル (a16z)
ネットワーク効果とクリティカルマスは違うものですが、混同されがちです。そこを分けて考えるための議論として有用な記事です。(馬田)

データの規模の経済

データネットワーク効果の空約束 (Martin Casado and Peter Lauten)
データはネットワーク効果ではなく、規模の経済側のメリットがあることについて触れられています。ただしその多くは実際にメリットがないこともあります。(馬田)

セールス

セールスは売上を立てる方法であり、「顧客と話す」ことでもあります。セールスについての知識がなければ十分な製品開発もできないでしょう。そこでセールスや営業組織に関する記事を紹介します。

セールスアニマルになろう スタートアップ初期の営業戦略
セールスの基本的な考え方について解説したスライドです。(馬田)

セールスが単なるセールスではないとき: 初期市場の創業者へのアドバイス (Martin Casado)
特に市場がまだ未成熟の場合、初期のセールスは従来型のセールスではないことについて解説されています。(馬田)

技術系創業者へのセールスアドバイス
エンジニア創業者にとって、セールスは忌避するものです。しかしある意味セールスプロセスはエンジニアリングできると考えてみるとどうでしょう。少しだけやりやすくなるかもしれません。(馬田)

大きな取引の危険性 (Aaron Harris)
一つの取引に社運を賭けると容易に傾きうることについて語られています。(馬田)

逆説のカスタマーサクセス
カスタマーサクセスに関する全般的な内容を解説しています。(馬田)

カスタマーサポートのことは嫌いでも、カスタマーサクセスは嫌いにならないでください
同じくカスタマーサクセスに関する全般的な内容を解説しています。(馬田)

セールスマネジメント

「お金で動くバカども」としての営業職? (Lars Dalgaard)
セールスという職業には誤解がつきものです。しかしその誤解を解かない限りセールスをうまく動かすことはできません。(馬田)

VP of Sales をマネジメントする:それは簡単なことではない (Scott Weiss)
セールスの幹部職と付き合ったことがある人はほとんどいないでしょう。そんなとき、この記事が一つのヒントを提供してくれます。(馬田)

ボトムアップでの製品採用とエンタープライズセールスを連携させる (Martin Casado)
企業内でボトムアップで製品を普及させるのは、綺麗なモデルではあるものの非常に困難です。だからこそ、トップダウンのアプローチと組み合わせていくと効果的だ、という記事になります。(馬田)

MEDDICC ― 売上予測を正しく行う:コントロールするか、されるか (Mark Cranney)
Metrics, Economic buyer, Decision criteria, Decision process, Identify pain, Champion, Competition の頭文字を取ったMEDDICCというパイプライン評価の手法について紹介されています。(馬田)

All Things Sales! 16 Mini-Lessons for Startup Founders
英語ですが、a16z によるセールスの動画集です。トピックをざっと見て、興味のあるものを見てみるだけでも勉強になります。(馬田)

Go-to-Market Best Practices for Startups (a16z)
a16z による、セールス組織を作るために必要な考え方です。英語のままです。(馬田)

プロダクトマーケットフィット

本当のプロダクトマーケットフィット (Michael Seibel)
Product/Market Fit に関しては様々な言説がありますが、その中でも「どういう状況がPMFと言えるのか」について簡潔にまとまっている記事です。(馬田)

どうやってプロダクトマーケットフィットを見つけるか (SUS 2018, David Rusenko)
プロダクトマーケットフィットを見つけるまでの道筋が、実体験も含めてうまくまとまっています。(馬田)

Product/Market Fit の前に来る「Product/User Fit」を重視しよう
PMFの前にはPUFがある、そんな主張の記事です。PUFはパワーユーザーがいるかどうかをまずチェックするところから始めてみてください。(馬田)

もっと時間が必要なのか、プロダクトマーケットフィットがないのか? 技術系創業者のための「市場がない時に市場に向かう」方法 (a16z, Martin Casado)
特に技術系のスタートアップの場合、市場自体を開拓していくときがあります。そんなときに役立つ態度について教えてくれます。(馬田)

終わりのないキャズムと、どうやってそこで生き残るか (a16z, Martin Casado)
ハードテックのスタートアップの場合は特に、キャズムを超えるまで長い期間が必要だったりします。そのとき、どんな手段があるかについてこの記事は示唆を与えてくれます。(馬田)

実践キャズム越え (a16z, Martin Casado)
技術系のスタートアップの場合、初期顧客を獲得できた後にキャズムにはまってしまうときがあります。そんな時に役立つ二つの記事です。(馬田)

マーケティング

スタートアップのマーケティングは決して華々しいプレスリリースだけではありません。特に初期は地道なチャネルの構築やプライシングの模索が必要です。そのときに役立つ記事を紹介します。

ディストリビューションモデルとセールスチャネル (Ben Horowitz)
たくさんのチャネルを考える前に、まずセールスチャネルを構築することの重要性が駆られています。(馬田)

ディストリビューション VS イノベーション (Alex Rampell)
「つまらないことをする」ことが大事だ、というまっとうな記事です。(馬田)

📚 トラクション ―スタートアップが顧客をつかむ19のチャネル
4P のうちの Place、特にスタートアップが使えるチャネルについて解説してくれている本です。(馬田)

PR / メディア

スタートアップがニュースを掲載してもらうためにやるべきこと (Michael Seibel)
「PRとはビジネス開発である」という考え方を紹介し、PRが単発の活動ではないことを語ってくれています。(馬田)

資金調達とローンチについてメディアにピッチするためのガイド
資金調達をしたときに、メディアに取り上げてほしいのは誰もが思うことです。そんなとき、この記事のチェックリストを確認してみてください。より多くのメディアに取り上げてもらえるかもしれません。(馬田)

価格設定

スタートアップのプロダクトの価格を設定する (Sequoia Capital)
Marketing の 4P のうちの一つが Price (価格)です。価格の設定はある種のアートだと言われます。この記事ではどのような基準で自分たちの製品価格を決めるべきかについて解説しています。(馬田)

パートナーシップ・ビジネス開発

一般的にスタートアップではパートナーシップはうまくいかないと言われます。その代わりにスケールしないことをすることがお勧めされています。その上でどのようにビジネス開発をしていけば良いのかについての記事を紹介します。

スケールしないことをしよう
パートナーシップを検討する前に、改めて「スケールしないことをしよう」の記事の『ビッグ』のところを読んでみて下さい。(馬田)

技術的パートナーシップの危険性(キャズム前のスタートアップの場合) (Martin Casado)
パートナーシップは一般的にうまくいきません。特に技術系のスタートアップの場合、キャズム前の市場においての技術提携はほとんどうまくいかないことについてその理由が解説されています。(馬田)

コーポレートデベロップメントと話すな (Paul Graham)
買収を目的とするCorporate Developmentのチームと話すことで集中力がそがれることについて、Paul Graham が警告を出しています。(馬田)

起業家はコーポレートデベロップメントと話すべき (a16z)
一方、a16z はそれと逆に、Corp Dev と話すことのメリットを整理しています。ただしアーリーステージの企業に対しては「何もするな」というアドバイスとなっています。(馬田)

ビジネスモデル

9つのビジネスモデル&投資家が注目するメトリクス (Startup School 2019 #06)
ビジネスモデルに合わせて、見るべきメトリクスが紹介されています。KPIの設定の時にとても役立ちます。(馬田)

実行

どんなに素晴らしい計画も、実行なくして価値は生まれません。実行をするときに重要な考え方を紹介します。

価値は実行によって作られる (Sam Altman)
Sam Altman による実行のノウハウです。(馬田)

スタートアップはモメンタムによって生き延びる
Sam Altman の MIT の講演から、スタートアップがモメンタムを失わないようにする重要性について解説しています。(馬田)

Y Combinator 後に起こるスランプ (Sam Altman)
YC が終わった後にスランプに陥るスタートアップが多いようです。その理由はYC期間中のように、プロダクトに集中しないことにあります。(馬田)

スタートアップは行動しない
どうやってフォーカスして、自動化していくかについてまとめています。(馬田)

意思決定

経営者の仕事は意思決定であるとも言われます。その際に役立ついくつかの文献です。

マネージャのための意思決定ツールセット 3 選
意思決定に役立つ「事前検死」「WRAP」「チェックリスト」について解説しています。(馬田)

やはり俺のスタートアップの意思決定はまちがっている。
意思決定のツールセットのもう少し紹介しています。(馬田)

📚賢い組織は「みんな」で決める:リーダーのための行動科学入門
ナッジでも有名なサンスティーンによる、バイアスをなくすための手法が紹介されています。(馬田)

📚決定力! :正解を導く4つのプロセス
WRAPという手法を開発したヒース兄弟の本です。(馬田)

採用全般

資金調達をすると、次に問題になるのは採用です。スタートアップでの採用方法に関して示唆的な記事を紹介します。

スタートアップでの採用方法 (Sam Altman)
Sam Altman による採用についての指針がよくまとめられています。(馬田)

スタートアッププレイブック (Sam Altman)
再掲となりますが、こちらも採用に関して簡単にまとめられています。(馬田)

スタートアップのアイデア、プロダクト、チーム、実行力 パート2 (Startup School 2014 #02, Sam Altman)
採用に関する全体像が語られています。

マネジメントをするうえで最低限やるべきこと (Sequoia Capital)
Sequoia による、人材採用から継続的に働いてもらうまでの一連の流れを解説した短い記事です。抜け漏れを確認したいときに。(馬田)

Google re:work 採用
構造化面接の手法や採用委員会方式、ジョブディスクリプションの書き方など、基本的なやり方が紹介されています。(馬田)

リファラル採用で社員紹介率を3倍にする方法 (Sequoia Capital)
Sequoia によるリファラル採用のガイドです。(馬田)

優れた営業職を採用するための無駄のない方法 (Lars Dalgaard)
セールスの採用も過去の数字を基にして行うことがお勧めされています。(馬田)

スタートアップの採用に役立つ「パフォーマンス・ベース・インタビュー」の質問の一部翻訳
採用の際に役立つ質問集です。(馬田)

Workable Resources
テンプレートやインタビューの質問集など、便利なリソースがまとまっています。(馬田)

エンジニア採用

より少ない時間でエンジニアを採用する (Sequoia Capital)
10人のエンジニアを雇うためには990時間をかけなければならないとしたらどうでしょう。この記事はより少ない時間でエンジニアの採用を行うためのTipsを解説しています。(馬田)

どうやって最初のエンジニアを雇うのか? (Harj Taggar)
最初のエンジニアはリファラルで採用しつつ、他様々な手法を使って採用することが開設されています。(馬田)

エンジニアに入社してもらえるように説得する方法 (Harj Taggar)
次に採用したい人をどのように説得するかの記事です。スピードが大事であり、と同時に学習機会を提供できることがスタートアップの強みです。(馬田)

幹部採用

VP of Engineering を雇う (Martin Casado)

Head of Sales を雇う (Peter Levine)

CMO を雇う (Jeff Jordan)

CFO を雇う (Jeff Jordan)

ストックオプション

ストックオプションは上手く使えば従業員のインセンティブにもなります。

スタートアップ従業員への株式報酬 (Sam Altman)
従業員への株式報酬はどのように構成すれば良いでしょうか。より多くの報酬を与えようとするのが王道のようです。(馬田)

従業員向けストックオプションガイド
ストックオプションの考え方について、インタビュー形式でGustoの共同創業者が答えています。(馬田)

スタートアップのアドバイザーへの株は 0.1% ぐらいからで
時には有名な人を顧問やアドバイザーで雇うときもあると思います。そんなとき、多すぎる株を渡さないように注意してください。(馬田)

Rewarding Talent: A guide to stock options for European entrepreneurs
Index Ventures による包括的なストックオプションのガイドです。EU がベースとなっていますが、日本でも参考になる部分は多いと思います。(馬田)

採用後

採用の後に来るのは、その従業員の人にうまく会社になじんでもらうことです。トランジションがうまくいけば、 25% もパフォーマンスが良くなるようなので、ぜひオンボーディングにも気を配ってださい。

従業員の維持
Sam Altman による、採用後に起こることとしての Employee Retention についての記事です。採用しても続かない人が多い組織にならないようにするために、気を付けるべき点がいくつか紹介されています。(馬田)

従業員の離職率を下げる方法
コミュニケーションをとる、上手に採用する、カルチャーフィット、キャリアパス、アセスメント、十分な報酬という6つの鍵となる考え方が解説されています。(馬田)

新入社員のオンボーディングを実施する戦略的価値 (Sequoia Capital)
Square での新入社員オンボーディングのチェックリスト (Sequoia Capital)
Eventbrite での海外社員向けオンボーディング (Sequoia Capital)
Sequoia によるオンボーディングのまとめです。事例の中で使えるものもあるのではないかと思います。(馬田)

チーム

チームとして機能していくためには、チームに関する知見が必要です。そこでこの項ではチームに関して参考になる資料を紹介しています。

新マネージャーへのアドバイス
新しくマネジメントを行う人向けの端的なアドバイスがいくつも含まれているお勧めの記事です。(馬田)

Google re:Work マネージャー

Google re:Work チーム

Google re:Work 目標の設定

Google 社の手法を紹介している re:Work のサイトコンテンツの日本語訳です。チームにもビジョンが必要など、非常に便利なリソースです。(馬田)

Atlassian Team Playbook
アトラシアンがまとめたチーム向けの様々な情報集です。(馬田)

チームワーク、努力、勝利 スタートアップのチームワークとコミュニケーション
チームワークに関する概略資料です。(馬田)

📚 チームワークの心理学: エビデンスに基づいた実践へのヒント
2010年代前半までの、チームに関するエビデンスが詰まった良い本です。(馬田)

📚 HIGH OUTPUT MANAGEMENT 人を育て、成果を最大にするマネジメント
1 on 1 や OKR を普及させた人ともいえる、インテルの Andrew Grobe の本です。今でも使える考え方が書かれています。(馬田)

ミーティング

効果的な 1 on 1 ミーティングのためにマネージャができること
効果的な 1 on 1 のための手法や質問集を解説しています。(馬田)

目標設定

📚 Measure What Matters
OKR や CFR の導入時にもメトリクスの考え方は必要になってきます。その際にこの本は一つの指針を提供してくれます。(馬田)

What Matters
Measure What Matters の補足サイトです。(馬田)

人材育成

幹部の育成に関する悲しい真実 (Ben Horowitz)
幹部を育成するという考え方が間違っていることを述べる a16z の記事です。(馬田)

Google re:Work 学習と能力開発

解雇

採用をすると必ず「解雇」の問題も出てきます。その際に気を付けておくべきことについての記事です。

スタートアッププレイブック (Sam Altman)
再掲となりますが、解雇に関することについても触れられています。(馬田)

解雇が早すぎる、なんてことはない (Lars Dalgaard, a16z)
こちらは a16z から解雇に関する記事です。Sam とほとんど同じことが述べられています。(馬田)

従業員に会社を辞めてもらう方法
解雇について、日本と海外では事情が違うとはいえ、スタンスとして見習えるところがあるのではないかと思います。

退職面談はCEOがするべきだ
退職面談からは様々なことが学べます。

企業文化

良い企業文化を作るには(そして維持するには) (Kathryn Minshew)
企業文化を優先することの重要性について、実体験を基に語られています。自分が働きたくない会社のリーダーを務めることほどつらいものはないのかもしれません。(馬田)

企業文化を具体的なメトリクスにする
企業文化の計測はしづらいものとされています。しかし従業員とのインタビューを通して、その状況は少しクリアになるはずです。本記事の質問集も役立ててください。(馬田)

機能する企業文化を作り上げるために (Peter Levine)
文化を決めるのはCEOであり、CEOの自己認識が大事だという指摘がなされています。(馬田)

企業文化をぶち壊すな (Brian Chesky)
Airbnb の Brian Chesky が投資を受けた際に言われた、企業文化に関するアドバイスです。(馬田)

企業文化をぶち壊すな
同様の記事タイトルでのスライドです。文化に関する概略をまとめています。(馬田)

📚 HARD THINGS
有名な本ですが、企業文化についても語られています。(馬田)

企業文化(具体例)

従業員向けハンドブックの作り方
GitLabBasecamp のハンドブックなども参考にしてください。(馬田)

図書館ルール: どうやってオープンオフィスを機能させるか (Jason Fried, Signal v Noise)
オープンスペースをどのように生産的に機能させるかについての一つの方針が語られています。(馬田)

GitLab’s Secret to Managing 160 Employees in 160 Locations
GitLab が異なる場所の人たちをどのようにマネジメントしているのかが語られています。(馬田)

多様性

Google re:Work 偏見の排除
いかにしてバイアスをなくして正しく評価するかについてのガイドが提供されています。(馬田)

スタートアップへの参加・転職

スタートアップにジョインする前に考えるべきこと
スタートアップへ転職する前に考えておくべき質問がまとまっています。

資金調達の基礎

創業者はリソースの獲得をしてくることも大きな仕事です。そしてリソースの一つは、資金です。ここでは資金調達に関する記事や書籍を紹介します。

📚起業のファイナンス(磯崎哲也)
最初の資金調達時は分からないことだらけで当然です。この本は日本での資金調達の心強い味方になってくれます。(馬田)

📚起業のエクイティファイナンス(磯崎哲也)
エクイティを使ったより高度な資金調達をする際には必須です。2019年時点の資金調達は、おそらくこの本の知識も必須となっているでしょう。(馬田)

シードファイナンスは何のためにあるのか?
Fred Wilson による、シードファイナンス、シリーズA, B ファイナンスの位置づけについてです。シードファイナンスはあくまでプロダクトマーケットフィットを見つけるために使う、というのは基本的な考え方として持っておくと良いと思います。(馬田)

シードファイナンス勉強会 Coral School
毎月オフラインでも開催されている、Coral Capital によるシードファイナンスに関する勉強会の動画です。日本でのシードファイナンスを考える際に役立つ内容です。資料もDLできます。(馬田)

起業家が初めての投資の話を受ける前に、少しだけチェックしてみてほしいこと
資金調達環境が良くなってくるにつれて、悪い投資家も現れてきます。初めて投資を受ける前にやってほしいいくつかのチェックリストを提供します。(馬田)

投資家を説得する方法 (Paul Graham)
Paul Graham による投資家の説得方法です。手ごわさを感じさせることはどの起業家にとっても重要な要件ではないでしょうか。(馬田)

スタートアップのシード資金調達ガイド(Geoff Ralston)
スタートアップの最初の資金調達に関する包括的なガイドです。まずはこれを読んでみるのも良いでしょう。(馬田)

資金調達について (Paul Graham)
Paul Graham による資金調達に関する包括的なガイドです。こちらも一読しておくと基本的な態度が理解できます。(馬田)

投資家を知る

エンジェル投資家って何者?
エンジェル投資家というと、怪しい人のように見えるかもしれません。彼らがどのような人たちなのかを解説しています。(馬田)

起業家向けベンチャーキャピタル入門
ベンチャーキャピタル(VC)の人たちはどのような考え方で投資をしているのかを知れば、起業家としてもより話がしやすくなるでしょう。(馬田)

投資家のスタートアップ評価法 (Startup School 2019 #07)
投資家がどのような視点でスタートアップを評価するか、創業者の資質を見極めるかについて解説しています。(馬田)

投資契約

創業者フレンドリーなタームシート (Sam Altman)
創業者に優しいエンジェル投資のタームシートの例が掲載されています。(馬田)

J-KISS
J-KISS の実際の運用については、J-KISSによる調達で必要な手続書類セット「J-KISSパッケージ」などもあります。

新しい標準的な取引:「ポストマネー SAFE」について (Michael Seibel and Jason Kwon)
2018年以降標準的となったポストマネーSAFEに関する解説記事です。(馬田)

NVCA Legal Documents
米国で標準的に使われている法的ドキュメントです。(馬田)

スタートアップ投資の透明化 (Geoff Ralston)
Angelcalcの解説と、コンバーティブルの考え方について解説されています。(馬田)

ハンドシェイク ディール プロトコル:Y Combinator の標準的な投資取引手順
Y Combinator で用いられる「握手」の意味について解説しています。

資金調達プロセス

資金調達サバイバル・ガイド (Paul Graham)
Paul Graham による資金調達のガイドです。基本的な考え方を知るうえでとても役立ちます。(馬田)

エクイティの方程式 (Paul Graham)
誰にどの程度の株式を渡せば良いのか?という問いに対して、その株式を渡すことでどの程度会社の価値が上がるかを 1/(1-n) で考えることが提案されています。(馬田)

希薄化 (Sam Altman)
どの程度の希薄化であれば創業者は受け入れたほうがよいのか、標準的な考え方が掲載されています。シードラウンドではだいたい10~15%、シリーズAでは15~25%の売却、が当時の目途のようです。(馬田)

スタートアップが資金調達する方法 (Paul Graham)
少し古めの記事ですが、2005年の Paul Graham による資金調達のガイドです。(馬田)

資金調達のコツ

創業者が犯す資金調達の誤り (Sam Altman)
創業者が間違ってしまいがちな、資金調達の最適化のし過ぎなどについて語られています。(馬田)

資金調達のプロセスと相対的優位性 (Aaron Harris)
資金調達の際には、あえて投資家同士で競争させることでより良いオファーを引き出すことができます。投資家もやっていることなので、起業家側もうまく交渉できるようにしましょう。(馬田)

もっと多くの投資を受けるのにふさわしい理由を言えますか? (Michael Seibel) シードラウンドが終わった後には、何をするべきかを確認し、もしPMFがないならお金を節約すること、そして顧客と向き合って製品を作ることの重要性が語られています。(馬田)

資金調達を過剰に最適化しないように (Aaron Harris)
資金調達は最適化しようと思えば最適化できるものかもしれませんが、そうして資金調達にのめりこむことはフォーカスを失うことにもつながります。だからこそ注意をするべき、という警鐘を鳴らしてくれる記事です。(馬田)

投資家から先行して資金提供のオファーをもらったときのガイド (Aaron Harris)
一方で準備ができていない段階で投資家から投資のオファーがあった場合、どのようにするべきでしょうか。投資家の心理とともにその状況について解説しています。(馬田)

シリーズA

いつシリーズAの資金調達を行うべきか? (Aaron Harris)
シリーズAの資金調達はいつ行うべきか、という難しい問いに対しての回答記事です。共感が呼べると感じたら、シリーズAの準備が整ったと見なせるようです。(馬田)

Y Combinator のシリーズ A 用ディリジェンス・チェックリスト
YC で用いられている、シリーズAのデータルームに必要な書類一覧です。チェックリストとして活用できるでしょう。(馬田)

シリーズAの標準的でクリーンなタームシート (Jason Kwon and Aaron Harris)
シリーズAの標準的なタームシートについて、YCがまとめています。(馬田)

ピッチ

資金調達や仲間集めの時に必要になるのは短く自社のことを伝えること、すなわちピッチが必要になります。ピッチの際に役立つ資料を紹介しています。

デモデーでのピッチについてのガイド (Geoff Ralston, Y Combinator) Y Combinator のピッチに関する包括的なガイドです。(馬田)

Y Combinator 流シード段階のピッチテンプレート (Aaron Harris)
YC のおすすめするピッチの構成について解説されています。(馬田)

ピッチの仕方
ピッチの基本的な質問、「あなたの会社は何をしているのか」「市場の規模はどれほどですか」「あなたの進捗はどのようなものですか。」「あなたユニークな洞察は何ですか。」「あなたのビジネスモデルは何ですか。」「あなたのチームには誰がいますか。」「何を求めていますか。」という基礎的な情報が書かれています。

投資家相手のプレゼン入門 (Paul Graham) 投資家向けにどのような態度でピッチに向かえば良いのかまとめられています。(馬田)

ピッチ資料をより良くデザインする方法 (Kevin Hale)
ピッチ資料のデザインについて、特に数字の示し方は参考になるのではないでしょうか。(馬田)

スタートアップの 3 分ピッチテンプレート
YC の考え方に沿ったスタートアップ向けピッチテンプレートです。ダウンロード可能です。

Airbnb の初期ピッチ資料は YC の 3 分ピッチテンプレート通り
3分ピッチテンプレートをAirbnbの事例で解説しています。(馬田)

ピッチをする前に知っておきたかったこと
そもそもピッチが必要なタイミングとはどのようなタイミングか、などについて解説しています。(馬田)

ビジネスプラン(事業計画)

ビジネスプランの書き方 (Sequoia Capital)
ピッチのあと、より詳細なビジネスプランを書きたいときはこちらのフォーマットを参考にしてください。(馬田)

法律・法務

法的な面にいて、とても詳しく知る必要はないかもしれませんが、会社を運営するうえで最低限知っておくべきことはあります。アメリカの事例が主ですが、そんなときに役立つ資料を紹介します。

スタートアップのメカニクス (SUS 2017) (Kirsty Nathoo)
法人化の意義、どのように登記をするか、などについてアメリカ流のやり方が包括的に語られています。(馬田)

スタートアップの法的メカニクス (SUS 2018, Carolynn Levy)
起業に関連するUSでの実務について解説されている講義です。(馬田)

セールス契約に最も重要な16の契約条項: リスクと報酬をバランスさせる (a16z)
セールス契約においても注意しておくべき点は多々あります。この記事では16個の条項に絞って、何に気を付けるべきかが語られています。(馬田)

レイターステージ

成長していくについれて、スタートアップは徐々に会社へとなっていきます。そんな時に役立つ記事を紹介します。

レイターステージのスタートアップへのアドバイス (Sam Altman)
社員が 25 人以上になってから、スタートアップは徐々に会社へとなっていきます。そんなときに気を付けるべき、マネジメント、HR、生産性、メンタルに関して Sam Altman からのアドバイスです。(馬田)

グローバル展開

スタートアップのグローバル展開で重要な5つのこと
グローバル展開では会計や社労士などの役目も大事であることが指摘されています。(馬田)

規制

規制がされている分野でのスタートアップが増えてきました。ここでは規制への取り組み方についての記事を紹介します。

ソフトウェアが物理世界を食べるとき、スタートアップは規制にぶつかる (a16z)

エンタープライズ

エンタープライズ向けの製品を提供する場合、少し考え方が異なる部分があります。その際に役立つ資料集です。

どうやってプロダクトを作るか 2 (Startup School 2017 #06, Aaron Levie)
B2B のプロダクトの作り方について、Box の aAron Levie が語るドキュメントです。(馬田)

ハッカーのためのエンタープライズセールス (Ryan Junee)
エンタープライズセールスもコーディングも両者とも「ハック」が重要であるという点で共通していることを指摘してくれています。(馬田)

なぜエンタープライズではダイレクトセールスが常に重要なのか? (Martin Casado, a16z)
トップダウンの製品でも、ボトムアップの製品でも、エンタープライズセールスの複雑さに対応するにはダイレクトセールスが必要です。その理由を連続ツイートで解説しています。

SaaS

昨今のトレンドの一つとしてSaaSが挙げられます。SaaSビジネスを展開するうえで知っておいたほうが良い記事を紹介します。

SaaS マニフェスト 1 SaaS マニフェスト 2 SaaS マニフェスト 3
2013年に書かれた、a16z の SaaS に関するドキュメントです。その後数年間のSaaSの隆盛は皆さん知っての通りだと思いますが、このドキュメントを読むことで、なぜSaaSが重要なのかについてより深く振り返ることができると思います。(馬田)

📚SaaS スタートアップ 創業者向けガイド Vol.1 & Vol.2
Salesforce によって提供されているSaaSのノウハウ集です。困った時に検索してみて下さい。(馬田)

もしおのずと SaaS が売れていくなら、なぜ私たちはセールスが必要なのか? (Mark Cranney, a16z)
SaaS はひとりでに売れるように思われるかもしれませんが、そんなことは決してありません。法人営業をしていくうえでのポイントがまとめられています。(馬田)

B2B SaaS プロダクト担当者向けの情報源 2017
SaaS プロダクトを作るうえで知っておいたほうがよいリソースを紹介してます。

ハードウェア

ハードウェアスタートアップに関するいくつかの記事を紹介します。

ハードウェアがハード(困難)ではなくなってきている (Luke Iseman)
ハードウェアスタートアップの事例を基に、アドバイスをまとめています。(馬田)

CASE STUDY
経産省によるハードウェアスタートアップのケーススタディです。(馬田)

契約ガイドライン
経産省によるハードウェアスタートアップ向けの契約ガイドラインです。(馬田)

生き残る

スタートアップが生き延び続けるために必要な考え方についてです。ピンチに陥る前に一度読んでおくと良いかもしれません。

ラーメン代稼ぎ (Paul Graham)
黒字にして、投資家と有利な交渉条件に持ち込むこと、あるいは資金調達をしなくても済むようにすることが実は大事だということに気づかせてくれます。(馬田)

デフォルトで生きているのか、死んでいるのか? (Paul Graham)
スタートアップが黒字になっていることの重要性と優位性を整理してくれるドキュメントです。(馬田)

死なないために (Paul Graham)
スタートアップがキーを打っている最中に死ぬことはめったにないのだ」という言葉が印象的な記事です。(馬田)

Y Combinator 後に起こるスランプ (Sam Altman)
YC が終わってからリズムを崩してしまってスランプに陥ってしまうスタートアップが多いため、モメンタムを失わないことの重要性を説いています。(馬田)

致命的なピンチ (Paul Graham)
毎月損失が出ていて、成長は見えず、ランウェイが短い状態のことを致命的なピンチと呼び、それに対処する方法は次なる資金調達ではなく、会社を畳むか、売上を伸ばすか、バーンレートを削ること、というPaul Grahamからの厳しい指摘です。(馬田)

運転資金が1年分以下になった会社へのアドバイス (Dalton Caldwell, Y Combinator)
いよいよ閉じなければいけなくなったとき、そしてその直前に何をするべきか、そしてどのような態度で臨むべきかについてまとめられています。(馬田)

リーダーシップ

会社の規模が大きくなればなるほどリーダーシップが求められます。その時に役立つ資料を紹介します。

CEOの役割
CEO の仕事は3つだけで、「会社全体のビジョンと戦略を策定し、それを全てのステークホルダーに伝えること。会社にとって本当にベストな人材をリクルートし、雇用し、保持すること。常に銀行に十分な現金を用意しておくこと」という明快な記事です。(馬田)

スタートアップの CEO の二つ目の仕事とは何か? (Ali Rowghani)
スタートアップは最初製品を作り、そして次に会社を作っていく必要があります。そのときの姿勢について語られています。(馬田)

どうやってリーダーシップを測るのか? (Ali Rowghani)
リーダーシップの構成要素として、コミュニケーション、判断力、コミットメントを挙げ、リーダー評価のための質問票も用意してくれています。(馬田)

社員向けメッセージは、繰り返し、何も変えずに、シンプルに

どちらに向かって走るか? (Ben Horowitz)

健康&メンタル

創業者が鬱になる確率は通常の人たちよりも高いと言われています。スタートアップはマラソンです。メンタルを維持していくために、どのようなことをすれば良いのかを知っておくことは、きっと長く走り続けるための知識となってくれます。

創業者の鬱 (Sam Altman)
創業者が鬱に陥ったときにぜひ読んでほしいドキュメントです。(馬田)

コメントを読むな (Sam Altman)
何かを始めると色々な批判意見が出てきます。それは仕方がないことですが、それに対してきちんと対処する方法を学んでおくことは自分を守ることに繋がります。(馬田)

仕事で成功し、家庭で失敗する (a16z, Scott Weiss)
スタートアップは仕事をしすぎる傾向にあります。そのためにプライベートが破綻してしまっては、長く走ることができません。この記事では一人の創業者の経験から、家庭の実体験について語られています。(馬田)

いつも働きすぎの CEO におくる、スタートアップの成功のための心と体の健康管理入門
心身管理のメリットについてまとめています。(馬田)

取締役会

取締役会を活用することで事業の進みが良くなることも多くあります。取締役会を活用するために有用な知識を提供します。

取締役 (Sam Altman)
取締役会の構成や、どのように取締役会を活用するべきかについてSamがまとめています。(馬田)

取締役会用資料の準備 (Sequoia Capital)
Sequoia による取締役会の準備の方法、そして当日の進め方についてです。(馬田)

Exit

IPO のために必要な 16 のこと(あるいは本当に強いビジネスを作る方法) (Nicole Irvin)
Exit の一つは上場することです。では上場前にどのようなステータスになっていれば良いのでしょうか。16のメトリクスを基に開設します。(馬田)

The Founder’s Guide to Selling Your Startup Company (Justin Kan (YC W18))
Exit の一つの選択肢はM&Aです。では会社を売るときにはどうすればよいのでしょうか。翻訳許可を取っていないため、英語の文章へのリンクです。(馬田)

IPO が教えてくれること(と教えてくれないこと)

非営利団体 (NPO)

NPOでもスタートアップ的な考え方は使えます。実際にYCもNPOに投資(寄付)をしており、スタートアップ的なやり方で伸ばしているようです。

NPO がスタートアップのように考えるための 5 つの方法 (Y Combinator)
スタートアップのやり方がどのような点でNPOでも使えるのか、これまでの経験からまとめられています。(馬田)

プロダクト(マーケットプレイス)

マーケットプレイスのスタートアップで、次に何が起こるのか? (a16z)

マーケットプレイスを作るときに考えるべき 8 つのこと (a16z)

シェアリング/オンデマンド系サービスの立ち上げ期に役立つ参考文献 (May, 2016)

A Guide to Marketplace

Required reading for marketplace startups: The 20 best essays
マーケットプレイスを考えるうえで参考になる記事が20個まとまっています。

エコシステム

ピッツバーグをベンチャーのハブにするには (Paul Graham)
町の歩きやすさや個人商店の多さ、土地の安さなど、スタートアップが育成されやすい環境について語られています。(馬田)

スタートアップ・ハブが成功している理由 (Paul Graham)
Paul Graham によるスタートアップエコシステムに関する記事です。

2018 年の日本のスタートアップエコシステムのボトルネック
スタートアップの数を増やすために私たちができること: 2018 年の日本のスタートアップエコシステムのボトルネック (1)
スタートアップの M&A を増やすには: 2018 年のスタートアップエコシステムのボトルネック (3)

投資家向け

投資家向けのコンテンツを紹介します。

スタートアップへの投資入門:なぜ、どうやって、何に投資するか?
Sam Altman による Investor School 2018 の資料です。どういうアイデアがスタートアップにとって良いアイデアなのかを知るうえで、サポーターの皆さんは必ず読むことをお勧めしています。(馬田)

アップサイドリスク (Sam Altman)
ダウンサイドリスクではなく、大きくなる会社を逃してしまうアップサイドリスクにこそ投資家は考えるべき、というSamの指摘です。(馬田)

投資家が「創業者フレンドリー」であるとはどういうことか? (Aaron Harris)
創業者フレンドリーであるとは単に起業家に優しいのではなく、誠実で率直であり、従業員や株主についても思いを巡らすことだ、ということが語られています。(馬田)

創業者フレンドリーなタームシート (Sam Altman)
創業者に優しいエンジェル投資のタームシートの例が掲載されています。(馬田)

Investor School 2018

以下は Investor School 2018 の一連の講義資料です。

  1. Startup Investor School へようこそ!(Investor School #01, Geoff Ralston)
  2. スタートアップへの投資入門:なぜ、どうやって、何に投資するか?(Investor School #02, Sam Altman)
  3. エンジェル投資の意思決定プロセスと起業家とのミーティング方法 (Investor School #04, Dalton Caldwell)
  4. スタートアップ投資の基礎:SAFE、転換、イベント、プロセス、そして投資のアドバイス(Investor School #03, Carolynn Levy & Kirsty Nathoo)
  5. 投資するべき起業家の見極め方とスタートアップの選び方 (Investor School #05, Paul Buchheit)
  6. これまでのエンジェル投資から学んだこと (Investor School #06, Michael Seibel)
  7. 1000億円企業の見つけ方、助け方 (Investor School #07, Elad Gil & Pejman Nozad)
  8. 投資家のポートフォリオとブランド構築の考え方 (Investor School #08, Jeff Clavier & Andrea Zurek)
  9. 投資家の「3B」: Bad で Big なアイデアを持つ、Brilliant な起業家に投資しよう (Investor School #09, Ali Partovi)
  10. ベンチャー投資の歴史と ICO (Investor School #10, Andy Bromberg)
  11. どうやって良いエンジェル投資家になるか (Investor School #11, Aaron Harris)
  12. 伝説のエンジェル投資家からのアドバイス (Investor School #12, Ron Conway)

支援者向け

クリエイターのスケジュールと経営者のスケジュール (Paul Graham)
スタートアップに話しかけにいくことが、どれだけ生産性を落とすのかについて書かれています。(馬田)

Investor Shcool 2018 (Y Combinator)
投資家としての立ち振る舞いや考え方を学ぶための一式の講義資料です。(馬田)

Ron Conway の行動規範 (Paul Graham)
どのような投資家が良い投資家かについて、SVで最も有名なエンジェル投資家の一人であるRon Conwayを引きながら解説しています。(馬田)

多すぎるアドバイスにどうやって対処すべきか? (Aaron Harris)
スタートアップは多くのアドバイスを受け取ります。その時に彼らがどのような考え方でアドバイスを活用するのかを知っておいていただければと思います。(馬田)

できる文化 vs できない文化 (Ben Horowitz)

📚成功する起業家は「居場所」を選ぶ 最速で事業を育てる環境をデザインする方法
FoundX の馬田がまとめた、スタートアップが育つ環境づくりに関する研究のまとめです。(馬田)

アクセラレーター

Y Combinator はどのようにして始まったのか (Paul Graham)

Y Combinator の効果: YC がどのように会社を良くするか

ブラック・スワン農場 (Paul Graham)
資金調達が良いメトリクスではないことについて触れられています。勝率ではなく、ホームランを狙う意義について理解するために是非読んでいただきたい記事です。(馬田)

ブラックスワン・シードラウンド (Sam Altman)
上記の記事に関連して、Y Combinator で幾多ものスタートアップを見てきても、シードラウンドでは失敗してしまうことについて語られています。(馬田)

📚成功する起業家は「居場所」を選ぶ 最速で事業を育てる環境をデザインする方法
FoundX の馬田がまとめた、スタートアップが育つ環境づくりに関する研究のまとめです。(馬田)

テンプレート

スタートアップに役立つテンプレートなどを紹介しています。

経済産業省 秘密保持契約書 (NDA) 、取引基本契約書、業務委託契約書、共同研究開発契約書の雛形
その他、AZX のサイトや、リーガル系のSaaSにテンプレートが用意されています。

スタートアップの 3 分ピッチテンプレート
YC の考え方に沿ったスタートアップ向けピッチテンプレートです。ダウンロード可能です。

ビジネスプランの書き方 (Sequoia Capital)
ピッチのあと、より詳細なビジネスプランを書きたいときはこちらのフォーマットを参考にしてください。(馬田)

統計

JAPAN STARTUP DEAL TERMS 日本のスタートアップ投資における主要条件の水準
Coral Capital が半年に一回公開している日本の投資条件の調査です。自分たちの条件が通常なのかどうかを調べる際に有用でしょう。(馬田)

Venture Monitor
シリコンバレーの様子が定期的に分かる資料です。(馬田)

その他のリンク

Startup School Library (Y Combinator)
スタートアップの考え方を知るうえでの記事が一覧化されています。(馬田)

First Search
スタートアップに関連するノウハウ記事がキュレーションされています。(馬田)

Hacker News
過去の検索が便利です。(馬田)

FoundX Review
日本語で様々なスタートアップのノウハウが検索できます。(馬田)

FoundX Newsletter

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