Founders Program

Founders Program はすでにアイデアを持つチームに向けた、9 か月間 (一部事業は最大 12 ヶ月) のプログラムです。 起業家に個室(オフィス)を提供することで、作業に集中しながらも近くの起業家同士に相談し合える環境を作り、起業家としての成長と事業の成長を支援します。

応募

現在、2022 年 7 月開始のバッチの参加者を募集しています (2022 年 6 月 1 日 23:59 JST 締切)。今回は最大約 8 チームの採択を行う予定です。

応募する

Founders Program の応募条件は一言で言うと「東京大学の卒業生、現役生、研究者、元研究者が1人以上含まれる、資金調達額が3,000万円以下かつメンバーが4人以下 (業務委託など含まず) のチーム」です。より詳細な条件はページ下部にまとめています。必ずご参照の上、ご応募ください。

キャンペーン

応募締め切りの2週間前までに応募いただいた方には合否を問わずアイデアにコメントします。あなたのアイデアがFoundXのプログラムに合っているかどうかを早期にフィードバックし、あなたのアイデアを再考する機会を提供します。これによりFoundXのプログラムに採択される可能性が高まります。

Founders Program の全体像

9 か月をかけてアイデアとプロダクトを洗練させるための一連のプログラムと、近くに起業家がいる環境、そして創業者に必要な基礎的なスタートアップに関する知識を提供します。

  1. 最初の 3 か月:トラクション作りと製品づくり
  2. 次の 3 か月:資金調達によるアイデアのチェック
  3. 最後の 3 か月:資金調達の契約まとめ

それぞれの 3 か月の標準的なお願いについてはこちらをご覧ください。FoundX の支援方法も公開していますので、参考にされてください。

過去の説明会の様子を公開しています。

プログラムで提供する個室

Founders Program は採択されたチームに個室を提供し、起業家同士の学びと貢献を促進します。

部屋の割り当てはチームの状況を見て、参加者等との協議の上判断させていただきます。またオフィスの使い方を遵守いただくようお願い致します。

個室の様子は以下のビデオからもご覧いただけます。

詳細な応募条件

Founders Program の応募条件は「(1) 大学との関係性」「(2) チームメンバーの構成」「(3) コミットメント」「(4) 資本政策」の4つをベースに定めています。

  • (1) 大学との関係性
    • 共同創業者のうち最低 1 名が、東京大学・東京大学大学院の卒業生、現役生、研究者、元研究者であること
  • (2) チームメンバーの構成
    • チームメンバー(共同創業者と従業員)の数が合計 4 名以下であること(1 名でも構わない。またメンバー数に業務委託は含まない)
    • チームメンバーの中にエンジニア共同創業者が 1 名以上いること
  • (3) コミットメント
    • 上記の「大学との関係性」を持つ 1 名が本プロジェクトに参加していること
    • プログラム 5 ヶ月目の投資家チェックによるビジネスの外部評価(通らなかった場合はプログラムから中退)
  • (4) 資本政策
    • プログラム開始時点で外部からの資金調達額が 3,000 万円以下であること
    • 実働しているチームメンバーが合計で 85% 以上の株式を保有していること(※ アドバイザーや投資家に 15% 以上渡していないこと)

共同創業者について: 10% 以上の株式を持つ人(創業前の場合は、その予定の人)を共同創業者と見なしています。そのため、共同創業者エンジニアが 10% 以上の株式を持つチームである必要があります。

メンバーシップについて: FoundX Founders Program のメンバーシップは「共同創業者」「従業員(アルバイト含む)」「ゲスト」に分かれます。 参加できるプログラムや部屋の利用、人数制限、などが異なりますので、予めメンバーシップのページをご確認ください。

応募条件を定めた背景:他チームとコミュニケーションをする機会と意思があるチームを採択しています。 人数や資金調達に関する制約は、単に部屋の制約だけではなく、最初期は極力リーンかつブートストラップで始めることをプログラムとしてお勧めしているからです。 また起業家同士のコミュニケーションを促進することがプログラムのメリットであるため、最低限の参加時間を設けさせていただいています。

その他の留意点: なお、プログラム途中に起こる投資家チェックにおいて、特定の要件を満たせないチームはプログラムから中退いただきます。 そのため、審査の段階でもある程度のアイデアの成熟度を求めます。

(*) 定例会や次期バッチの面接、四半期に最低一度の Fellows Program 参加者とのメンタリング (30 分程度)などの活動が含まれます。プログラム初期は説明のために少し多くなりますが、1か月目以降はおおよそ2時間程度になります。 なお、現在の定例イベントは火曜 18:00 ~ 19:00 と木曜 16:00 ~ 16:40 の夕方ごろに実施しています。

Founders Program 参加者の実績

  • Founders Program を卒業したチームの半数以上は、「東大IPC 1st Round」による数百万円のNon-eqiuityによる支援を受けています。
  • Founders Program を卒業したチームの 100% が、プログラム期間中もしくは卒業直後に資金調達を行っています(2020年11月現在)。

Founders Program 卒業生からの声

また以下のような卒業生の声をいただいています。

「ノンエクイティかつ大学発のプログラムなので、直接利害関係が無いメンターたちに事業内容や資金調達について相談できるのが良かったです。(Foundersプログラムでは)個室やバックオフィス支援が与えられるので、売上がまだ無いような状況でも、集中して事業に取り組めます。 さらに、同時期にFoundXに所属していた他の起業家たちと、コーヒーを飲みながら進捗を共有したり悩みを相談しあったりすることができたのもとても楽しかったです。」

Mantra 石渡祥之佑様・日並遼太様・山中武様(Founders Program 201904) >>Read more

「すぐ隣にほぼ同じ時期のFounder達がいて、いつでも相談や雑談出来るところが良かったです。特に同期のMantra、Columnaや、1期あとにFounders Programに入ったDapsからは、多くを貰いました。特にDapsのサービスに協力したことで、当社のHPがSNS等で共有されていき、それが直接的に取材や資金調達へとつながったんです。まさにFoundXの精神Pay it forwardを実感しました。」

スマイルロボティクス株式会社 小倉崇様(Founders Program 201904) >>Read more

その他、卒業生のインタビューもご覧ください。

プログラムの重点領域

Founders Program では特に以下のような領域のアイデアを求めており、積極的に採用しています。また、こうした領域に挑む起業家同士が情報交換できる貴重な場として、参加者の皆様からご評価いただいています。

※ Web サービスの応募ももちろん可能です。こうした領域であれば高く評価されやすい、という領域の例としてご覧ください。

課題領域の例

Devツール/Opsツール/セキュリティ/ 産業の構造転換/サプライチェーン/気候変動/ エネルギー/エネルギーキャリア(水素、アンモニア)/バッテリー/ CO2回収/CO2活用(鉄鋼、コンクリート、合成燃料、プラスチック代替)/ 食料(低炭素食料、水などを含む)/ 都市(建設、交通、輸送など)/薬/長寿/政治/トラスト/再分配

解決策の例

研究開発要素のある IT/規制の変更を伴うビジネス/ロボティクス/大学の研究の応用

3 か月の期間延長(オプション)

上記の領域やハードテックやディープテック と呼ばれる領域のアイデアに挑む場合、要望に応じてプログラム在籍期間を 3 か月延長することが可能です。(投資家チェックは 8 か月目になります)

応募時にご意向をお伺いさせていただければと思います。プログラム参加後の申請は承りかねますのでご了承ください。

また申請はハードテックやディープテックだと認識しているものの、プログラム側はそうではないと判断して、9か月でお願いする場合もあります。

応募のヒント

応募の前に以下の4つのドキュメントを読むことをお勧めしています。私たちがどのようなアイデアや起業家を求めているのかを書いています。

応募から採択までの流れ

応募からプログラムが終わるまでに何が起こるかを簡単に解説します。

カレンダーでの表示

毎四半期の最後の1日が締め切りです。その後の標準的な流れは以下のカレンダーの通りです。

応募から採択までのカレンダー

一次応募

短い文章で簡単にご応募いただけるフォームにしています。本ページの上部に応募フォームへのリンクがあります。

一次書類審査

FoundX スタッフがアイデアについて審査します。以下のページも参照してみてください。

審査結果の共有

審査後、一次審査の結果の連絡を行います。

二次応募(チーム)

一次審査の結果が通過であれば、二次応募用のフォームをお送りします。アイデアの詳細に加え、チームやコミットメントなどについて伺います。少し長めとなりますが、ご記入いただければと思います。

1次審査合格通知の2,3日後をめどにご提出いただきます。以下の2つのフォームをお送りいたします。

  • チーム用のフォーム
  • 各個人用のフォーム(チーム用のフォームが提出されたら自動的に各メンバーにフォームをお送りします)

二次書類審査

いただいた二次応募の資料を基に、二次審査を行わせていただきます。

審査項目を公開しています。

面談のスケジュール調整

二次審査に通過した場合、面談の連絡を行わせていただきます。スケジュールの調整をお願い致します。

面談

FoundXとのカルチャーフィットやコミットメント、お互いの期待のすり合わせのために、40〜50分ほどお話します。FoundXのほぼ全員のスタッフが面接します。FoundX に所属する Founder も面接に加わることがあります。

面談にはプログラム参加者全員がお越しください。全員がご参加いただけなかった場合、不採択となる可能性が高まります。

面談の際の審査項目も公開しています。

合否のご連絡

全ての面談が終了した後、スタッフ内で合否を議論し、採択か不採択かのご連絡を差し上げます。

事務手続き

通過した方々には、利用にあたっての説明書や誓約書をお送りします。また初回の Kickoff & ガイダンスミーティングの案内を送ります。

プログラム開始後の流れ

キックオフ & ガイダンス

Kickoff イベントを行います。今後の予定について話します。ガイダンスセッションは二度行われます。

定例ミーティング

9か月間のプログラム期間中、毎週特定の時間帯(火曜日18時)にバッチを集めたミーティングを実施します。また Peer-triad と呼ばれるピアメンタリングも開催されます(木曜日16時)。

小グループミーティング

小グループでのミーティングが毎週木曜日 16 時から行われます。

数か月ごとのマイルストーン

  • 3か月ごとに個室の移動を行っていただきます。
  • 5ヶ月目に投資家チェックが入ります。投資家チェックを通過できなかった場合、個室の利用が停止されます。
  • 9か月目に卒業ミーティングを設けます。

資金調達

最後の三か月は主に資金調達のために使っていただく想定でいます。FoundX はそのサポートを行います。

卒業

9か月の期間終了後、または 3,000 万円以上の資金調達が実施された段階で、Founders Program から卒業いただきます。

卒業後は海外の他アクセラレータへの推薦や、助成金の獲得の支援などを行います。

FAQ

資金はもらえますか?(投資してもらえますか?)

いいえ、本プログラムでの資金提供や投資は行いません。

参加費用は必要ですか?

いいえ、必要ありません。

フルタイムである必要はありますか?

いいえ、ありません。ただし、フルタイムであることで評価が高まります。

フルタイムではない場合、日中の会議に参加できるかどうかなどをお伺いさせていただきます。

なお、5ヶ月目に投資家チェックがあり、そのころまでに投資を受ける体制を作る必要があるため、実質的にはその時点でフルタイムであることが求められるため、そうしたプログラムとの相性を鑑みて、フルタイムであるかないかは評価の一要素として利用しています。

条件にある「資金調達」にはどのようなものが含まれますか?

自社の株や Convertible Note、SAFE、J-KISS などを提供する代わりに、第三者に資金を提供してもらった場合、資金調達が実施されたと見なします。助成金(未踏などを含む)は含まれません。

プログラム期間中に資金調達を行った場合はどうなりますか?

プログラム期間中に 3,000 万円以上の資金調達を行って着金された場合、プログラムを卒業していただくことになります。個室についても利用権利がなくなるため、資金調達を開始した時点で、次の場所の行き先について検討しておいて下さい。

エンジニアの共同創業者を求めているのはなぜですか?

開発のイテレーションを回し、学びを迅速に得るためです。そのため製品開発の外注は基本的に不可としています。

ここでのエンジニアとは何でしょうか?

今回作ろうとしているプロダクトの技術的なコアとなる部分を、外部の補助なしに作りきることができるプログラマやエンジニアのことを指しています。

業務委託の人を合わせると、チームメンバーは4名以上になります。参加できますか?

業務委託の人はメンバーとはカウントされないため、参加可能です。

ただし業務委託の方は施設の利用権を持たず、プログラムなどにも参加いただけません。施設を利用する場合は、毎回ゲストとして利用登録いただく必要があります。 なお、ゲストの方が頻繁に施設を利用される場合、従業員登録を求める場合があります。その場合、メンバーとしてカウントされます。

参加にあたり、プログラムに対して株式を渡す必要がありますか?

いいえ、FoundX Founders Program は Non-Equity のプログラムです。株式やストックオプションを必ずいただくようなプログラムではありません。 ですが、本プログラム卒業前もしくは資金調達前に、東京大学への寄付という形でストックオプションを発行いただくことをお願いしています。ただし寄付なので強制ではなく任意です。

個室を使わなくてもプログラムに参加できますか?

はい、参加可能です。

ただ、コミュニティを作るために一定以上(平日 40% 以上) の利用を推奨します。

個室の指定はできますか?

参加者同士の協議で決めています。また三か月に一度個室の配置変えを行わせていただきます。

受託企業ですが参加できますか?

いいえ。何かプロダクトを作ることを前提としたチームが応募条件となります。 「受託をしながら製品開発をする」という場合は、状況に応じて評価が少し落ちる場合があります。

受託実績がある企業です。会社として評価しますか? 製品を評価しますか?

主に製品のアイデアを評価します。

受託案件と製品のアイデアが密接にかかわっている場合、受託の実績は洞察の源として高く評価します。

一方、製品アイデアとは異なる受託案件については、評価の対象とはなりません。

学生ですが参加できますか?

休学してプロジェクトにコミットする場合は共同創業者として登録が可能です。ただし学業を続けながら起業をする場合は採択できません。

学生の皆さんには起業ではなく、学業を続けることをお勧めしています。もしくは東京大学本郷テックガレージで技術プロジェクトとして続けてください。

FoundX Founders Program 以外に、並行して複数のアクセラレーションプログラムに参加可能ですか?

はい、可能です。しかし、あまりお勧めしていません。理由は、その他のプログラムの活動に時間が取られるためです。私たちは、スタートアップのチームがプログラムのために割ける時間は週 4 時間程度と考えてプログラムを設計しています。それ以上の時間を製品開発や顧客との時間以外に使うのはお勧めしていません。

複数のアイデアを応募できますか?

いいえ、一応募あたり1つのアイデアまでとさせていただきます。

異なるバッチであれば何度も応募できますか?

はい、異なるバッチであれば何度でも応募可能です。同じアイデアでも構いません。

参加条件に例外はありますか?

過去に東京大学で懲戒解雇等処分の対象になったり、何かしらの理由で強制退学された方はご参加いただけません。また、プログラムの行動規範に反する行為が見られた時や、プログラム責任者の一存でプログラムから退出いただくことがございます。

子会社はプログラムに参加できますか?

いいえ、できません。資本構成の要件が満たせないためです。

定例会やその他の活動に参加できるメンバーに制限はありますか?

FoundX の活動に参加できるのは、共同創業者として登録された方のみです。副業や業務委託の方は参加いただけません。

また、活動に参加すると登録された共同創業者は、基本的にすべての活動に参加いただくことになります。

異なるチーム間での参加者同士で情報共有や議論などを行うため、最低限のコミットメントを求めているため、上記のような制限を設けています。ご理解いただけますと幸いです。

締切を過ぎていますが、選考してもらえますか?

各四半期の末月には、Y Combinator のように Late Application という仕組みを用意しています。

必ず次のバッチの選考に入るわけではありませんが、スタッフがベストエフォートで審査をして、間に合えば翌月から開始されるバッチに入るという仕組みです。

ただし、Late Application の場合、既に審査は進んでおり、枠も少なく、スタッフからの応答も悪いのと、時間的に面接ができるか分からないため、締切内に提出いただくことをお勧めしています。

不採択となった理由を教えてくれますか?

いいえ、申し訳ありませんが、不採択の理由についてフィードバックすることはできません。 応募者多数のときに、十分なフィードバックが返せないためです。ご容赦いただけますと幸いです。

選考結果は合計するとどれぐらいかかるのでしょうか?

応募の締切から採択結果のご連絡まで約 3 ~ 4 週間ほどかかります。

たとえば土日祝日等を考慮せずにスケジュールを引くと、以下のような形になります。土日祝日を考慮すると、もう少しお時間を頂戴することになります。 また、締切の1, 2週間前に応募し、一次審査を通過された方は二次審査資料の提出締切が早まる可能性があります。

スケジュールの例は以下の通りです。

  • 〇月1日 応募締め切り
  • 〇月2日 一次審査開始
  • 〇月4日 一次審査完了と選考結果のご連絡
  • 〇月8日 二次審査用資料の提出締切
  • 〇月10日 二次審査完了と選考結果のご連絡
  • 〇月11 ~ 18日 面接
  • 〇月20日 採択チームの決定
  • 〇月21日 採択/不採択チームへのコメントなどまとめ
  • 〇月22日 採択チームへの連絡

翌月 1 日の午後にキックオフのミーティングを行います。